夢からの励ましと、神様の扉

はじめに:夢が語りかけてきた朝
〜夢療法から受け取ったメッセージ〜
「行っていいよ」
それは、どこかでずっと待っていた言葉。
目覚めの直前に、優しい声がわたしに語りかけてきました。

夢からの励ましは『宇宙の愛』
夢療法を学び始めて、今年で3年目になります。
夜眠っている間に見る夢は、ただの映像ではなく、
私たちの深い意識――潜在意識のさらに奥にある「超意識」からの
メッセージだと感じています。
この超意識は、まさに愛そのもの。ときに厳しく、ときに温かく、私たちを導いてくれます。
初夢会に参加して
024年もあっという間に20日が過ぎました。年始に見た夢は、
1年の指針としてとても重要です。
そんな想いを込めて、私は「初夢会」に参加しました。
昔から、初夢にはその年の運勢やテーマがあらわれると言われています。
夢の世界でも、新年の目標を立てるように、その年の方向性が自然に表れるのです。
実は、初夢の前には前の年の振り返りをするような夢を見ることがよくあります。
私も昨年12月にそのような夢を見ました。
そして、その夢からのメッセージが、まるでバトンのように初夢へとつながっていきました。
夢はとても抽象的で不思議な世界。でも、その意味をじっくり紐解いていくと、
バラバラだったピースが次第につながって、深い納得へと導かれていくのです。
私のブログでも過去の夢からのメッセージを記録していますが、
どの夢も一貫して、魂が選んできた使命に気づかせようとしてくれているように感じます。
忘れ物を取りに戻る 〜「マトリックス」が示したもの〜
2023年は、新しい挑戦に満ちた一年でした。
サロンのオープン、オリジナルヒーリングの開始、
インナーチャイルドカード講座など、本当に息つく暇もなく動き続けました。
そんな1年の振り返りとして見た夢は、こうでした。
市役所の駐車場に車を停めて、講座を受けに行く。
受付で受講費を払おうと財布を開けると、中には古びた古銭が少しだけ。
お金が足りなくて困っていると、受付の人が「これを見ておいて」と
『マトリックス』を手渡してくれた。
講座はすでに始まっていて、「もう受けなくていいかな」と思っていた矢先、
「あ、車に忘れ物をした」と思い出して戻ってみると、
探していたものは車の中にちゃんとあった。
この夢が伝えてくれたのは、
「忘れ物を取りに戻ること」。

私にとっての“忘れ物”とは、母と子の心のケア。
それは、私の魂がこの人生で果たすと決めてきた使命だということを、
もう一度思い出してね、というメッセージだったように感じました。
でも…
「マトリックス」って、何?
どうして“見ておいて”と言われたの?
これは、神様からの宿題のようにも感じられました。
神様の扉に並ぶ 〜夢がくれたもう一つのプレゼント〜
昨年最後に見た夢は、まるで癒しのギフトのようでした。
以前、私は小さなクリニックで管理職として働いていました。
特にコロナ禍の混乱の中で、正解のない中での対応に心をすり減らし、
自分なりに頑張って退職しましたが、
心の中には「上手くできなかった」という感情がずっと残っていました。
そんな私に、夢はこう語りかけてきました。
夢の中で、かつての職場がまるで別世界のように変わっていたのです。
待合室には色とりどりの花々や動物たちのぬいぐるみがあふれ、
妊婦さんは元気いっぱい。
笑顔とおしゃべりがあふれる、温かな空間。

その風景を見たとき、私は心の奥でずっと握りしめていた
「自分責め」の想いがスーッとほどけていくのを感じました。
夢は、ときにどんな言葉よりも、どんなワークよりも強力に心を癒してくれる。
まさに宇宙の愛そのものでした。
神様の扉に名前を書く
そして夢は続きます。
次に現れたのは、「神様の扉」の前の場面でした。

扉の前には何人かの人が並び、その中には
スピリチュアルの伝道師・並木良和さんや、
私が心から信頼する友人の姿もありました。
扉の前に立つと、「名前は何?」と尋ねられ、
私は名字を漢字でその扉の張り紙に書きました。
そこで夢は終わりました。
この夢の意味はとても深いものに感じます。
扉に名前を書くという行為は、
「私はこの道を進みます」と神様に自分の意思を表明すること。
神様の前で、自分自身を偽らず、素の自分として立つこと。
それはとても尊く、清々しい瞬間だったのです。
変容のタイミング
この夢は、わたしの魂からの合図だったのかもしれません

「いま、行くときだよ」
- 何かが終わり、何かがはじまる
- 本当のわたしに向かう扉を開く時
- 一歩踏み出すのに、許可も証明もいらない
まとめ:すでに、扉は開いている
「神様の扉」は、どこか遠い場所にあるわけではなく、
わたしの中にある、その**“決意”**の先にあります。
誰かの許可ではなく、
自分の魂が「行こう」と言ってくれるタイミングが、
今ここに、訪れているのです。
最後に
夢は、私たちが忘れてしまった大切なことをそっと教えてくれます。
忙しい日常の中で見失いそうになった使命、
自分を責め続けてしまう心、
向き合いたくなかった過去、
それらすべてを、夢は愛をもって受け止め、光へと変えてくれます。
そして、また新しい一歩を踏み出すために、
私たちの背中をそっと押してくれるのです。
この1年も、夢のメッセージを大切にしながら、
魂の道を歩いていきたいと思います。
この文章を読んでくれているあなたにも、
もし心の奥で“開きたい扉”があるのなら。
きっとそれは、今こそ開くときなのかもしれません。
「行っていいよ」
その声が、あなたのもとにも届きますように。