~ いのちを見送り、心に灯をともす ~
✨ このセクションを読むとき、よかったらこちらの音楽を流してみてください。
優しい音が、あなたの内側をそっと包んでくれます。
▶️《淡い祈り》 by ゆうり ⬇️
言葉にした想いや、手でかたちにした記憶を
あなたの内側に、そっと納めてあげるように。
小さなセレモニーは、そのための静かな時間です。
大きな儀式ではなく、
けれど、たしかに「あなたと赤ちゃんの関係」に
ひとつの区切りと祈りをもたらすために──
このステップでは、あたたかさと尊厳をもって、
次のような流れで進めていきます。
🌿 セレモニーの流れ(一例)
始まりの深呼吸・静かな瞑想
今ここに心を戻すための、短い誘導瞑想から始めます
「赤ちゃんと一緒にここにいる」という感覚を大切に
赤ちゃんへの手紙や作品をそっと手渡す時間
便箋を読んでも、読まなくても大丈夫
ただ目を閉じて、心の中で手渡すイメージをするだけでも構いません
灯をともす(キャンドルや小さな光)
いのちの存在を感じるために、小さな灯をともします
「ありがとう」「またね」など、心の中で伝える時間
自然に還す儀式(希望者のみ)
書いた手紙を燃やす/花びらと一緒に川に流す/土に埋めるなど
自然とつながる小さな見送りの形を選ぶこともできます(屋外実施の場合)
終わりの祈りと深呼吸
静かな余韻を味わいながら、ゆっくりと日常に戻っていきます
🕯 セレモニーの形式について
- 場所は対面の場合:室内でも、自然の中でも可能です
(例:森の中、庭、キャンドルのある静かな部屋など)
- オンラインの場合でも、ご自宅でできるようガイドします
キャンドルやお花などを用意していただき、そっと見送る時間に
- お一人でも、パートナーと一緒でも、ご参加いただけます
🍃 大切にしていること
このセレモニーは、悲しみに区切りをつけるためではありません。
むしろ、「たしかに存在したいのちを、心の奥に迎え入れる」
その優しいプロセスを丁寧に感じるためのものです。
何かを手放すというより、
「一緒に生きていくことを心に決める」ような時間になるかもしれません。
ABOUT ME

助産師として、いのちの声と心のさざめきに耳をすませてきました。
流産・死産を経験された方へのグリーフケア、
赤ちゃんを迎える心の準備、
幼い日の自分をそっと抱きしめる癒しの旅
「ここにいるよ」と、やさしい記憶と未来を結ぶ場所で、
光の糸を手繰り寄せています。