~ ことばと、かたちにしてあげる時間 ~
出会うことのできなかった赤ちゃんに、
今のあなたの想いを届けてみませんか。
「ありがとう」や「ごめんね」
言いたかったのに言えなかったこと
伝えたかったけれど、言葉にならなかったこと──
一緒に過ごした時間がどんなに短くても、
そこにはたしかに“関係”がありました。
その関係を、そっと言葉にしたり
手を動かしてかたちにしてみることは、
心の奥深くに触れるやさしい時間になります。
このステップでは、次のようなことを行います
- 赤ちゃんへの「お手紙」を書く(必要ならこちらでサポートします)
- 色や形、シンボルを使って“アート”として表現してみる
- ことばにならない想いを、線や色で「無言の表現」にしても大丈夫です
- 出来上がった作品は、手元に残しても、セレモニーでそっと手放しても
言葉でも、絵でも、どんな形でも大丈夫。
「これがあなたとの大切な記録です」と
心の中でそっと赤ちゃんに伝えてあげるような、
小さな創造の時間を一緒に過ごします。
🧶 使用する素材
やさしい気持ちを表現するために、あたたかみのある素材を選びます。
基本はご自宅にあるものでも十分ですが、こちらで一部ご用意もできます。
◎ 手紙を書くときに
- 便箋やレターセット(やわらかな色や風合いのもの)
- 万年筆やボールペン、カラーペンなど書きやすい筆記具
- 封筒(希望があればメッセージを封をして手元に残すことも)
◎ アートワークに使えるもの
- 画用紙、色紙、クラフト紙(A4サイズ程度)
- 色鉛筆、水彩絵の具、クレヨン、パステルなど
- 折り紙、和紙、シール、マスキングテープ
- ドライフラワーや押し花(希望者のみ)
- 自然の素材(小枝、葉っぱ、貝殻などを自由に使うことも)
- のり・テープ・はさみなど基本的な文房具
🎨 実際の表現例
◉ 赤ちゃんへのお手紙
- 「あなたに出会えてよかったよ」
- 「会いたかった」「大好きだよ」など、自由に想いを綴る
- 文の途中で涙が出てしまっても大丈夫。
それも一つの“表現”です
◉ アートワーク(自由制作)
- 赤ちゃんをイメージした色や形で描く「色と線の世界」
- 赤ちゃんの名前やイニシャルを囲むように飾る「シンボルアート」
- おなかの中での赤ちゃんとの記憶を絵や模様にする
- 手紙と一緒に封筒に入れて保管する、またはセレモニーで手放す
💡 ご安心ください
- 表現に「上手・下手」はありません。
ことばにならない想いをかたちにすることに意味があります
- 必要があればこちらで一緒に言葉を紡いだり、手を動かすサポートをいたします
- 強い感情がこみ上げてきたときには、無理せず一休みしても大丈夫です
ABOUT ME

助産師として、いのちの声と心のさざめきに耳をすませてきました。
流産・死産を経験された方へのグリーフケア、
赤ちゃんを迎える心の準備、
幼い日の自分をそっと抱きしめる癒しの旅
「ここにいるよ」と、やさしい記憶と未来を結ぶ場所で、
光の糸を手繰り寄せています。