「曼荼羅のような人生」〜夢と贈り物に包まれて〜

最近、心がふっとあたたかくなる出来事がふたつありました。
ひとつは、職場の後輩たちからかけてもらった言葉。
もうひとつは、半年間通った夢講座の最後の時間に、先生が伝えてくれた言葉です。
このふたつの出来事が重なったとき、自分の「歳を重ねること」への見方が、やさしく変わっていくのを感じました。
「若さ」が重たく感じるとき、「経験」が光になる
ある日、新卒の保健師さんと赤ちゃん訪問に行ったときのこと。
何気なく「若いって元気で、これからどんなことでもできるって感じがして素敵だよね」と声をかけたら、彼女は少し照れながら、こんなふうに話してくれました。
「実はその“若さ”が、今はちょっと重たく感じるんです…
経験がない自分が、ママたちの前でうまくできるのか不安で…」
その言葉に、私はとても共感しました。
自信が持てないときほど、「若さ」が心細く感じられることって、確かにあるよね。
でもその気持ちを私に打ち明けてくれたことが、なんだかとても嬉しくて。
きっと、ちゃんと信頼してくれてるんだなぁ…と、胸がじんわりしました。
また別の日には、看護師経験のある後輩さんと一緒に訪問へ行ったあと、こんな言葉をかけてもらいました。
「さくらさんのママへの声かけ、すごく好きです!
共感されてるって伝わるし、話のテンポもすごく心地よくて…!」
思いがけないその一言に、びっくりして、うれしくて、照れくさくて…。
でも同時に、心の奥にあった「もう若くないし…」「年齢的に…」なんて思いが、ふっと和らいでいくのを感じました。
後輩たちからの言葉は、まるで心に届いた小さなプレゼントのようで。
私が積み重ねてきた経験や、やってきたことが誰かの目にちゃんと届いていたんだって思えたんです。
夢が映し出したわたしの曼荼羅
ちょうどそんな時期、半年間通っていた夢講座の最終回がありました。
毎回見た夢を一枚の絵に描き続けてきたのですが、最後の日、先生が私の絵を見てこう言ってくださいました。
「さくらさんの絵は、真ん中に大きな主題があって、まるで曼荼羅みたいですね。
きっと、集中して人生を生き、時にはふっと緩めながら、バランスを取ってこられたんだと思います」
その言葉を聞いたとき、心のどこかがじんと熱くなりました。
そうか、私のこれまでの人生って、ただ過ぎていった日々じゃなかったんだ。
うまくいかなかった日も、迷ったときも、全部がタイミングよく繋がって、
大きな「わたしの曼荼羅」を描いていたんだな…と、改めて気づかされたんです。
歳を重ねることは、深く優しいアートを描くこと
「もう歳だから…」と、つい言ってしまう自分がいました。
でも今は、「歳を重ねるって、意外と悪くないな」って思えています。
後輩たちがかけてくれた言葉。
夢の中からすくい上げた自分の内側の声。
それらが全部つながって、「あぁ、今の私でよかったんだ」と思わせてくれました。
年齢って、失うことじゃなくて、
深みを増していくことなのかもしれませんね。
これからも、自分のペースで、自分らしく。
この人生という曼荼羅を、ひとつひとつ丁寧に描いていけたらいいなと思っています。