いのちの営み

楽しむことを、日々の真ん中に

sakura

〜小さな意識の変化と、JOYとの旅〜

少し前までの私は、
「結果を出すこと=自分の価値」だと信じていました。

誰かに認められることで、ようやく自分を肯定できる。
そんなふうに、ずっとがんばってきたのだと思います。

気がつけば、
いつもどこか緊張して、等身大の自分ではいられませんでした。


忘れ物をとりに帰る夢

そんな私の変化のきっかけは、
ある夢からでした。

夢の中で私は、自分の車の中に
**「母子の心のつながり」**を置き忘れていたのです。

車は、人生の象徴。
その夢は、こう伝えていたように思います。

「原点に戻ってごらん。
本当に大切なものを忘れてきているよ」

忘れ物を取りに帰る——
その言葉は、今も私の胸の奥にやさしく響いています。


無理のない、自然体の私へ

それ以来、私は“doing”を手放し始めました。

結果を出さなくてもいい。
サボってもいい。
何もしないでお昼寝してもいい。

そんなふうに、自分を緩めて生きる時間が増えていきました。

すると、不思議なことが起きました。

出会うクライアントさまが、変わってきたのです。

私が「今、無理なく楽しめること」を
自然体で提供すると、
それを最大限に受け取って、
喜びや変化につなげてくださる方が、次々に現れるようになったのです。

まるで「beingの私」と波長が合う人が
自然に引き寄せられてきたような感覚でした。


ビジョンボードの真ん中に

先日、小さな旅の途中で、
JOY(愛車アリエル)と一緒に撮った笑顔の写真があります。

その笑顔の自分を見て、思いました。

ああ、今の私は、
がんばっていない。
でも、しあわせそうだなって。

今、その写真を
**「楽しむことを日々の真ん中に」**という言葉と一緒に
ビジョンボードの真ん中に貼っています。

この言葉は、私のこれからの暮らしの真ん中に
そっと根をおろしてくれるような、
そんなあたたかな灯火になっています。


ただ在る、という幸せ

これからは、
「すること」より「在ること」を大切にして生きていきたい。

努力の中でがんばり続けてきた私に、
そっと微笑みながらこう伝えてあげたいのです。

そのままで、ほんとうに素晴らしいよって。

そして、そんな私の在り方そのものが
誰かの光や希望につながっていけたら、
それがいちばん幸せだなと、今は思っています。

🌿
今日も、風の音に耳を澄ませながら
JOYと一緒に、やさしい毎日を楽しんでいます。


▷ ビジョンボードやJOYの旅の写真も、ぜひこちらに掲載予定です🕊️

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ABOUT ME
さくら
さくら
助産師/セラピスト
助産師として、いのちの声と心のさざめきに耳をすませてきました。
流産・死産を経験された方へのグリーフケア、 赤ちゃんを迎える心の準備、
幼い日の自分をそっと抱きしめる癒しの旅

「ここにいるよ」と、やさしい記憶と未来を結ぶ場所で、 光の糸を手繰り寄せています。
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