☀️朝瞑想から始まる、心の安寧という贈り物

sakura

瞑想を習慣にしたい──
そう願っては挫折を繰り返してきた私が、
昨日の夢講座で「朝に瞑想をするのがいい」と聞き、
今朝、目覚めとともに静かに自分の内側へと意識を向ける時間を持ちました。

最初はYouTubeの誘導音声に頼ろうとしましたが、
不思議と今日は音も言葉も必要ないと感じ、何もない静けさの中で仕切り直し。

体は心地よく起きていながら、無理のないリラックスできる姿勢。
思考を止めようともせず、ただただ、浮かんでは消えるイメージをながめる。
まるで空に漂う雲を見つめるように、ただ「今」を感じていく30分。

時間は不思議な感覚で流れ、まるで時空の膜が少し歪んだような、
日常とは少し違う”潜在意識の静かな海”に浮かんでいるような感覚でした。

そんな中、ふと浮かんできたのは一つの言葉。

「心の安寧」

その言葉と共に、心に広がっていったのは、
海の波間と水平線の境目から力強く昇る、黄色く輝く太陽のイメージ。
その光が、海に幾重にもやさしいグラデーションを織りなしながら広がっていく。

それは、心からの安心感と、いのちが静かにでも確かに輝いているような感覚。
この景色は、私の内なる心象風景なのかもしれない──
でも同時に、昨夜お話しをした友人が本来持つ、
彼女自身の風景なのかもしれないとも感じました。

そんな想いと共に、私は一枚の水彩の絵と「心の安寧」という言葉を彼女に送りました。
すると返ってきたのは、
「まさにこれが、私が一番エネルギーをチャージできる風景」だというメッセージ。

私の内に浮かんだインスピレーションと、
彼女の魂が求めていたものがぴたりと重なった瞬間でした。

瞑想を終えた後の私は、背筋が自然と伸び、心が凪のように穏やかで、
身体全体が大きく伸びをしたくなるような清々しい気分に包まれていました。

瞑想という静けさの中で、私は自分の内側にある叡智の泉とつながっていました。
ただ感じ、ただ受けとる。
そこから湧き出すものを信じることが、こんなにも優しく力強いことだったと、
今日、はじめて深く知りました。

内なる叡智の泉から湧き出す感覚を、静かに、素直に、信じてみる。
それだけで、世界の見え方が変わることに気づいた朝でした。

ABOUT ME
さくら
さくら
助産師/セラピスト
助産師として、いのちの声と心のさざめきに耳をすませてきました。
流産・死産を経験された方へのグリーフケア、 赤ちゃんを迎える心の準備、
幼い日の自分をそっと抱きしめる癒しの旅

「ここにいるよ」と、やさしい記憶と未来を結ぶ場所で、 光の糸を手繰り寄せています。
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