心の旅

🌈「内なる声と出会う旅〜人生のターニングポイントに寄り添って〜」

sakura

しの道を歩きはじめた彼女へ 〜未来へのみちしるべセッションより〜

先日、「未来へのみちしるべセッション」にご参加くださった方との出会いが、
とても印象深く、今も心にあたたかく残っています。
今日は、そのときのことを少しだけご紹介させてください。

その方は、数年前にも一度、私のセッションを受けてくださったことがありました。
そのときの体験が心に残っていたそうで、ある日ふと私のことを思い出し、
再び申し込んでくださったのです。

「また会いたい」と思っていただけたこと、そして再びつながれたこと…
それは、何より嬉しくて、胸の奥がじんわりと温かくなりました。

今回のセッションのテーマは、
「これからの人生をどう生きていけばいいのか」という深い問い。


家庭やお仕事を大切にしてこられた日々の中で、ずっと自分を後回しにしてきたという思いと、心の奥底から湧き上がってくるスピリチュアルな世界への関心。

でも、それを誰かに話す勇気がなかなか持てず、周囲の目も気になって、
ずっと心の中にしまい込んできたそうです。

「こんな話、誰かにするのは初めてで…すごくうれしいです」
そう言ってくださった彼女の言葉に、私の心もふるえました。

誰にも言えなかった想い、迷い、不安、そして小さな希望やときめき。
それをようやく言葉にできたとき、彼女の心がふわっと深呼吸をしたように見えました🌿✨

今回のセッションでは、インナーチャイルドカードを使って、
「未来の自分」からのメッセージを一緒に受け取っていきました。

🃏1枚目 ワンドのガーディアン(ラファエル)

このカードに描かれているのは、癒しの天使ラファエル。


彼女の中で静かに高まりつつある“スピリチュアルな世界への憧れ”は、
ただの興味ではなく、「魂の記憶」からの呼びかけだったのかもしれません。

ラファエルは、こう語りかけてくれているようでした。
「あなたの中にはすでに癒しの種があるよ」
その言葉に、そっと背中を撫でられるような優しさを感じました。


🃏2枚目 ソードのガイド(ロビンフッド)

カードには、ロビンフッドが貧しい人々に分け与える袋を持って描かれています。
でも彼女にはそれが「お酒」に見えたと言います。

「悪いことにお酒を使おうとしてる気がする」と話してくれた彼女。
それは、今の彼女の無意識にある「スピリチュアルな世界=危ういものかもしれない」
というフィルターの現れのように感じました。

ロビンフッドは本来、「真実の声に従い、正義のために行動する存在」。
このカードはきっと、「もう、古い価値観は手放してもいいんだよ」と
優しく伝えてくれているのだと思います。

スピリチュアルな道を選ぶことは、自分の“ほんとうの正義”を生きること。
その一歩を、恐れずに踏み出していいんだよと。
彼女の内なる目覚めのプロセスを、ちゃんと見守ってくれてる感じがするんです。


🃏3枚目 ソードのチャイルド(ピノキオ)

鏡に映る“見たことのない自分の顔”を指さすピノキオのカード。
彼女はそれを見て、「知らない顔だけど、嬉しい」と話してくれました。

この言葉に、胸が熱くなりました。

これまで「先生」「妻」「母」など、周りの期待に応えて懸命に生きてきた彼女。
そんな彼女が、ようやく「誰かのための私」ではなく、「私が生きたい私」に
出会えた瞬間だったのかもしれません。

まさに、“ほんとうの自分”との再会。
それは、魂の奥に眠っていた自分自身が、やっと目を覚ましたような
感覚だったのではないでしょうか🌱

🌟カード3枚の流れから見える彼女の「目覚めの旅」

1️⃣【ワンドのガーディアン(ラファエル)】
→ *「あなたには人を癒す力がある」*という魂からの承認。

2️⃣【ソードのガイド(ロビンフット)】
→ *「でも今の価値観がその力を封じている」*という内なるブロックの気づき。

3️⃣【ソードのチャイルド(ピノキオ)】
→ *「その扉を開いた先には、“知らなかった自分”が待っている」*という未来への可能性。


🌿未来の自分に出会う誘導瞑想より

セッションの最後には、未来の自分に出会う誘導瞑想を行いました。

セッションの終盤、誘導瞑想を通して彼女が出会った「未来の自分」の姿──
それは、どこか神聖さすら感じられる、美しい光景でした。

未来の彼女は、とても穏やかで、安心感に満ちた雰囲気をまとっていました。
やわらかな陽の光が差し込む静かな自然の中、風がやさしく吹く草原の一本道を、
静かに進んでいきます。

その姿は、身体を締めつけない、ゆったりとした白いワンピースを身にまとい、
大地とつながり、空と話せるような存在感。
しっかりと「今ここ」に根ざしながら、同時にどこか大いなる流れと共にある
──そんな神聖さをたたえていました。

手には、小さな赤いリンゴをひとつ。
まるで“命の象徴”のように、それはやさしく光を放っていました。

その場所には、ふと訪れる人をやさしく迎え入れる、静かな癒しの空間もありました。
童話に出てくるような小さな家。
その奥にはベッドがあり、アロマの香りが漂い、温かいお茶を飲みながら
安心して話ができるような…そんな場所。
未来のえりさんは、そこで「手を使って触れ、癒す」お仕事をしているようでした。


🎁未来の自分からの2つの贈り物

瞑想の中で、えりさんは未来の自分から2つのプレゼントを受け取りました。

🍰ショートケーキ
小さなホールのようなケーキは、「よくここまで来たね」「人生におめでとう」と
やさしく語りかけてくれるようでした。
日常の中に小さな「お祝い」を見つけていく、その感性を大切にしてほしい──
そんな未来からのメッセージが込められていたように感じました。
甘くて優しい時間を、自分にも許していい。
それは、自分自身を祝福する許可でもありました。

🧖‍♀️かっさ
もうひとつは「かっさ」。
それは、自分自身を手入れし、慈しむことの象徴。
スピリチュアルな感性を大切にしながらも、「身体」や「日常」を丁寧に扱っていくこと。
癒しの手を持つ彼女が、まずは自分自身を大切にすること──
その大切さを、未来の自分がやさしく教えてくれているようでした。

この瞑想を終えたあと、彼女の表情はふんわりとやわらかく、
安心に包まれているように見えました。
未来はまだ見えないものだけれど、「その道の途中にすでに希望がある」──
そんな確かな感覚を胸に、彼女はまた一歩を踏み出されていくことでしょう。


「未来へのみちしるべセッション」を受けてくださったクライアントさまから、
心に残るご感想をいただきました。

人生の節目に、そっと立ち止まって自分と向き合う時間を選んでくださったこと、
そしてその旅路を一緒に歩めたことに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。

ご本人のご了承をいただき、シェアさせていただきますね。

素晴らしい時間を過ごさせていただきました☆本当に受けて良かったです♪
40才という人生の節目に、今後のことを色々モヤモヤと
考えていた私にとってぴったりのセッションでした。

インナーチャイルドカードも誘導催眠も初めての経験でした。
インナーチャイルドカードは99%の潜在意識が選んでいると聞いた上で
引いた3枚のカードは、正に今後の人生の道しるべになるような内容のものでした。

誘導瞑想は初めは私に出来るかなと不安でしたが、
さくらさんが優しく誘導して下さり、
入り込む事ができました。

不思議ですがセッションが進むにつれて
、もやがかかっていた心にまるで光がさしてきたかのように晴れてきました。
これからの自分の人生がワクワク楽しみになりました。

さくらさんの、母なる大地のような全てを包み込むような
愛の安心感を感じながら受けたセッション。
これが私の人生のターニングポイントになることは間違いありません。
本当にありがとうございました☆

人生には、周囲から理解されにくいことや、説明できない感覚に悩むこともあります。
でも、自分の内側から「どうしても気になる」「どうしても惹かれる」
──そんな想いが湧いてくるとき、それは魂からのサインかもしれません。

彼女にとってその日は、
「スピリチュアルな道に興味がある」ということ以上に、
「本当の自分に触れられた」
そんな一歩になったかもしれません。

彼女がこれから、自分の本音に正直に、優しく歩いていけますように。
その旅路にそっと寄り添わせてもらえたことに、私も深く感謝しています。


同じように「今、これからの自分に向き合いたい」と感じている方がいらっしゃったら、
この“未来へのみちしるべセッション”が、小さな光となりますように。

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ABOUT ME
さくら
さくら
助産師/セラピスト
助産師として、いのちの声と心のさざめきに耳をすませてきました。
流産・死産を経験された方へのグリーフケア、 赤ちゃんを迎える心の準備、
幼い日の自分をそっと抱きしめる癒しの旅

「ここにいるよ」と、やさしい記憶と未来を結ぶ場所で、 光の糸を手繰り寄せています。
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